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377]
長月
旧暦と新暦とには一ヶ月以上の差があるとはいえ、
今月は暑夏の延長に他ならない。
いつからこのようになってしまったか、
秋の装いなどは求めようもない。
文月が初秋で葉月が中秋に当たるというのに。
勘定場 2024/09/01(Sun) 08:59
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376]
情報資料室
勘定場 2024/08/25(Sun) 12:44
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375]
葉月
風鈴
井戸水
西瓜
これで十分涼めたのはいつの頃までだったか。
過ぎし世の面影は熱中症の幻惑に取って代わられたのである。
勘定場 2024/08/01(Thu) 17:04
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374]
七・八月公演劇評
最速なれば最拙なるをも厭わず。
勘定場 2024/07/21(Sun) 18:51
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373]
文月
六日も常の夜には似ず。
七夕への思いを見事に詠んでいる。
文月七日例年の水を新井に繰り返す釣瓶の綱も三輪の里、
これは嘉例の井戸替である。
すべては旧暦によってこその営みである。
勘定場 2024/07/01(Mon) 17:12
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372]
水無月
梅雨にして水無月とは。
もちろん旧暦と新暦の差から生じるものである。
月遅れという風習がいかに的を射たものか。
暦をこよみと呼ぶならば、
それは旧暦にこそ似つかわしい。
勘定場 2024/06/01(Sat) 10:12
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371]
情報資料室
『2024年4月30日 「国立国会図書館デジタルコレクション」収録の図書、雑誌等約26万点を新たに図書館向け/個人向けの送信対象資料としました』
これに伴い、
人形浄瑠璃関連の図書のリストがjouhou12.htmに掲載され、
Jouhou12のリストへのリンクの追加も行われました。
トップページのリンクからご確認ください。
勘定場 2024/05/03(Fri) 14:51
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370]
皐月
薫風爽快にして、
袖の香になつかしさを感じる、
それも今は昔。
冬と夏の二分法では、
初夏は暑夏の露払いとしか思われまい。
勘定場 2024/05/01(Wed) 08:07
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369]
心眼
本筋を見通した劇評、
とりわけ板額と市若の考察には目を覚まされるばかりです。
勘定場 2024/04/20(Sat) 17:36
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368]
令和六年四月公演(四月十二日) その4
「釣女」
芳穂 小住 聖 南都
錦糸 清馗 友之助 燕
二郎
「和田合戦」が終わって、余韻に浸っていると、「今更『釣女』か‥」と言う訳でしょうか、隣の男性客の姿は見えなくなりました。さもありなん。
‥‥と思っていると、これがなかなか良い出来でした。
先ず錦糸に先導された三味線がイキイキしており、それに応じて太郎冠者の芳穂が水を得た魚の如く、晴れやかにして、且つ軽薄に堕さず、間やリズムも的確で、観客を気持ち良く笑わせます。
「汝もまどろめ」「畏まつてござる」の大名との会話の間も絶妙で、自在感があり、楽しいのです。唯小住の大名は品格の点で所々物足らなかったのですが。
全体として美女と醜女というあざとい趣向にむやみに陥らず、純粋に祝祭的な喜びが、三味線、太夫、人形から発せられたので、気持ちよく笑い、楽しむ事が出来ました。 「美女」と「醜女」が、唯の記号であって、「豊漁」即ち「豊饒」こそが真に価値あるものだという事を「醜女」の赤い頬が示したのです。
襲名披露の祝祭感に資する所大でした。
以上
千秋 2024/04/20(Sat) 12:54
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