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[44] 寸評(床)
「河庄」中…マクラがよく太兵衛の造形が新鮮で地の文の理解が語りと共鳴等々これまでの最高水準。
    奥…代役の健闘というよりここまで語らせた三味線の至芸。
「紙屋内」口…人形の邪魔にならなかったということは悪くない証拠。
     奥…夫婦の情愛、舅の正義、子供の哀れさ、流石の力量である。
「大和屋」…魅力的な一段を現出。ただ車戸の緊迫感が今ひとつだった原因は?
「道行」…原作に戻すべき。改作に付けるのならこれでよいが。
「八段目」…ちゃんと道行の面白さが出ていたし娘心と母の想いも伝わった。
「雪転し」…由良助が枕を上げるまでがどうにもならない、難しい。
「山科」…前、マクラからなかなかの出来であった、
       お石が「イヤそのお詞違ひまする」と怒鳴るまでは。
       結果、全体としてよく言えばドラマチック、まあ騒がしかった。
     後、三味線に負けている?薄膜に包まれているというか。
       本蔵の真情は伝わったけれど。
「天河屋」…口、面白い。了竹の性根が不明で映らなかったのは仕方ないか。
      奥、すばらしい。本公演中第一の出来。
        とにもかくにも義平がすばらしいの一語に尽きる。
        節付も女房のクドキに段切の晴れやかさなど抜群。
「引揚」「焼香」…若手二人がよいから中堅とベテランも引き立った。
勘定場 2019/11/02(Sat) 23:32 | 返信 | 削除 |
[43] 神在月
神無月
現在の日本にあってこう書けば、
文字通りの意味になりましょう。
神も仏も無いものか、と。
ゆえに、
神在月として浄曲窟に出雲国を現出いたしました。
勘定場 2019/10/29(Tue) 19:25 | 返信 | 削除 |
[42] 円環
閉鎖的縮小再生産
これは、
循環型社会とは全く異なることを忘れてはなりません。
勘定場 2019/10/22(Tue) 22:14 | 返信 | 削除 |
[41] 連環
自署のある「山城少掾聞書」に邂逅されるとは、
まさに大掾の導きでありましょう。

文楽は実力の世界でございますから、
斯界に導かれる能力者もまた、
必ずや存在することでありましょう。
勘定場 2019/10/15(Tue) 23:40 | 返信 | 削除 |
[40] 本日は・・・・・
10月9日は、竹本摂津大掾の命日である。令和の時代においても、その志を継承すべき太夫が現われん事をただただ祈るばかりである。
宝殊院の帰り、山城少掾聞書入手。(本人署名入り)
昨今の大夫陣を引っ張る太夫が、早く出てこられん事を・・・・
S掾 2019/10/09(Wed) 17:22 | 返信 | 削除 |
[39] 燕の展望車
「今日富士には燕の展望車が連結してありました」とあるのは、
スイテ37030、スイテ37020のいずれであったのか。

小雀を乗せて旅立つ燕かな やなぎ
勘定場 2019/10/03(Thu) 20:38 | 返信 | 削除 |
[38]
松陰吉田寅次郎を持ち出すまでもなく、
それは至純であることと同義であり、
世俗的常識(≠良識:bon sens)とは水と油の関係にあります。

「都の安藤鶴夫氏は津の子大夫改め浜大夫が故紋下津大夫の息で、
 父親に聴かせ度いとかいって居られるが、
 これが大間違いの根本だと思う。
 歌舞伎の世界はいざ知らず、
 文楽という所はそんなじゃら/\した所ではないのである。
 親爺が紋下であろうが、庵であろうが、
 そんなことを斟酌していたら斯芸は惰落のどん底に落ちてしまう
 安藤式を以ってすれば、
 名人団平の孫である豊沢仁平や、名庭絃阿弥の息豊沢猿二郎が東上して床に現れたら、
 それこそ逆立して挨拶しなければならないことになる。
 こんな記事は向後絶対に慎んで頂き度い。
 伝統ある文楽の修行の権威を涜すこと甚しい。」(鴻池幸武「文楽評の評」)

この文章もまた、
何を噛みついているのだろうと常識人の首を傾げさせ、
こういう人とは距離を置こうと思わせる檄文となりましょう。
勘定場 2019/10/02(Wed) 17:00 | 返信 | 削除 |
[37] 純粋性
『文楽批評集成』中村章景の鉄道趣味に関して補完いたしました。
富士と燕の展望車の違いがわかる章景と、
燕の展望車が富士に連結されているという前代未聞の事態への反応は、
単なる好奇心ではなく文字通り「マニア」そのもの。
このように純真な人物は世俗に生き辛いのは当然で、
それゆえにまた鴻池幸武と親友であり得たのです。

ちなみに、
この燕の展望車とは形式と番号が何であったか。
燕も自身の展望車を切り離して富士には回せないでしょうし。
鉄道車両に詳しい方のご教示をお待ちしたいと存じます。
勘定場 2019/10/01(Tue) 20:07 | 返信 | 削除 |
[36] 鏡面
「●●のさ中にあってさえも芸道保持を命として来た我々が、
 ◇◇◇年□月、
 ▲▲に荒廃しつくした文化の再起のためにかかげた灯が「観照」である。」『観照』合本巻頭〈あいさつ〉
(●●=戦争、▲▲=戦火、◇◇◇◇=昭和二十一、□=八)
勘定場 2019/09/29(Sun) 09:54 | 返信 | 削除 |
[35] 霊界通信
「打ち続いての天変只事ならず」―『菅原』「大内天変」―

「藝の判らん者に藝談はとれぬッ。」(鴻池幸武の靈)―『観照』16号―
勘定場 2019/09/29(Sun) 09:37 | 返信 | 削除 |

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