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[303] 国立文楽劇場 令和五年 一月公演 (一月十七日) その1
第二部「義経千本桜」

 初春公演とあって餅花が飾られ、睨み鯛もあって華やかな雰囲気でした。客の入りもよく、盛況でした。


☆椎の木の段
  口  咲寿太夫
 「三芳野は‥‥」と情景が伸びやかに語られ、安心して劇中に入って行けました。この人は場面を自分が形成するのだという気概が出来た様で、細部には満足出来ない所がありますが、全体的に好感が持てます。但しもう少し追われる身の哀れさと緊迫感が欲しいものです。

  奥  咲太夫休演の為織太夫
 代役ながらきっちり勤め上げ、流石の力量でした。小金吾に緊迫感と一途な忠義が感じられ、小仙は情緒あり、善太は素直と語り分けも鮮やか。
 しかし権太は堂々とし過ぎていて、「いがみ」が感じられない。「いがみ」の価値と魅力を考えると、此処はもう少し押して、引いて、捩ってという、権太の直截的な反応を活写して欲しいものです。「かねて工みのいがみの男、」権太の行動はそれ自体、奇妙な魅力があるので、やはりそれを開放せねばなりません。後半の「もどり」を意識しての予定調和に陥るならば、権太の魅力は曇ってしまうのです。
 それでは権太の魅力とは?それについては後で考察する事にします。
千秋 2023/01/23(Mon) 20:30 | 返信 | 削除 |
[302] 拾遺『鴻池幸武文楽批評集成』
二本が新発見となりました。
そのうちの一本は鴻池による初めての文楽評となります。
以下のリンクからご覧ください。
http://www.ongyoku.com/hokan/hokan00.htm
勘定場 2023/01/16(Mon) 16:58 | 返信 | 削除 |
[301] 正月公演評
以下のごとく寸評を書く気にならなかったので、
劇評本体を早々にお目にかけることとした。
目出度さも中位であったことが、
一読しておわかり頂けると思う。
勘定場 2023/01/06(Fri) 19:50 | 返信 | 削除 |
[300] 代・寸評
二日目「志賀の里」「東大寺」、
僻耳ではない証拠を上げておく。
http://www.ongyoku.com/jyoukyokukutu/202301_1_2.mp3
勘定場 2023/01/06(Fri) 18:15 | 返信 | 削除 |
[299] 壱月
本年も何卒宜敷御願い申し上げます。
勘定場 2023/01/01(Sun) 09:11 | 返信 | 削除 |
[298] 続・増補
鴻池幸武が若くして意欲的な人形浄瑠璃研究家であったこと。
中村章景に関するものについては時代性を考えさせられます。
鴻池の哀悼文とは真逆の立ち位置にあるものとして。
勘定場 2022/12/30(Fri) 10:28 | 返信 | 削除 |
[297] 『鴻池幸武文楽批評集成』増補
国立国会図書館デジタルライブラリーがリニューアルされたので、
早速検索してみると初めて目にする資料が種々存在しておりました。
それらに従って随時更新して参ります。
勘定場 2022/12/25(Sun) 17:34 | 返信 | 削除 |
[296] 充実
月が改まるとともに、
情報資料室も更新されております。
トップページからご覧ください。
勘定場 2022/12/01(Thu) 07:43 | 返信 | 削除 |
[295] 十二月
突然の強烈な気温急降下。
令和に入ってからの異常な様は、
可笑しいなどと笑っていられるはずもなく、
改元の域にまで達するものかとも。
曲がった松の木は柱にゃならぬ。
まさしく師走でありましょう。
勘定場 2022/12/01(Thu) 07:41 | 返信 | 削除 |
[294] 哲学する精神
千秋氏の場合は明らかでありましょう。

浄瑠璃の小宇宙は存在の大宇宙を包含する、
そうでなければわざわざ劇場まで足を運ぶこともありますまい。
勘定場 2022/11/30(Wed) 13:27 | 返信 | 削除 |

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