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334]
捌月
旧暦では水無月半ば。
今年は新暦との差が一ヶ月半と大きい。
ゆえに残暑も長く厳しいかと。
初秋の季語七夕は今月二十二日である。
風の音に驚く日の訪れが待ち遠しい。
勘定場 2023/08/01(Tue) 18:37
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333]
七・八月公演評
寸評の拡大版みたいなものですが、
酷暑でもありこれにてご勘弁いただければ。
勘定場 2023/07/24(Mon) 18:21
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332]
夏休み公演初日極上々吉
「かみなり太鼓」
「入鹿誅伐」
「住吉鳥居前」の奥
「釣船三婦内」の切
詳細は劇評にて。
勘定場 2023/07/23(Sun) 07:14
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330]
漆月
いよいよ夏。
しかしながらこの表現には今や危機感がある。
かつては期待感であったが。
線状降水帯や酷暑という文字が普通になりつつあるが、
降雨は干天の慈雨であり、
眩しい太陽光は輝く光でありたい。
勘定場 2023/07/01(Sat) 08:01
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329]
陸月
大雨か酷暑か。
これでは紫陽花の風情もあるまい。
そうなったのはもちろん人為。
異常気象の異常は正常に比しての物言いだから、
その異常が常となればもはや終末であろう。
人類の叡智が求められるところである。
勘定場 2023/06/01(Thu) 08:47
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328]
情報資料室更新
2件追加されました。
トップページのリンクからご覧ください。
勘定場 2023/05/28(Sun) 10:59
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327]
情報資料室更新
トップページのリンクからご覧いただけます。
いずれも貴重なものであります。
勘定場 2023/05/01(Mon) 09:10
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326]
伍月
薫風は快適なれども、
許しが出たなどと浮かれ出る軽挙妄動は不快。
一日も三日も五日も、
その存在意義とお上の有り様とを照らし合わせるとき、
緑樹は忽ち木下闇と化すことであろう。
勘定場 2023/05/01(Mon) 09:09
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325]
極上
千秋氏の劇評はますます磨きがかかり、
専門誌に掲載されて当然の内容かと存じます。
勘定場 2023/05/01(Mon) 09:07
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324]
国立文楽劇場 令和五年四月公演(四月二十一日) その5
「山の段」の眼目は血とエロスの奔出による「美」の創造であり、「現実」を破壊する「美」の超越であろう。久我之助と雛鳥の悲恋が「可哀想」であり、大判事と定高の親子の情愛が示されたとて、それは核心部分では無い。この劇は人情悲劇では無いのだ。その様に矮小化するならば、弥藤次による百里照の目鏡の報告は入鹿を安心させるだろう。
此処で起こったのは、血とエロスによる「美」の現成であって、その力は爛漫たる「桜」となって噴き上がり、超越を目指すのである。似而非なる超越を目論む巨悪の首魁、つまりは「現実」の権化たる入鹿の百里照の目鏡は、「美」の噴出によって砕け散った。
そして見物、聴衆の目鏡さえ割れて、我々は確かな「美」を感じたのである。
今回の公演で、四人の太夫の個々の技量は先達に及ばぬにしても、血とエロスによって「目鏡を割る」という行為を成し遂げたのは、特筆大書すべきであろう。
そして「割る」所まで超越への浪を高めたのは、浄瑠璃のうねりを最高潮にまで迫り上げた呂太夫の力であるという事を、書き加えておきたい。
願わくは文楽が「近、現代」の濁った目鏡をも割らん事を。
以上
千秋 2023/04/27(Thu) 21:54
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