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六月の本物

季節柄といい、
引き続く禍といい、
もはや代替ではなく、
これこそ本物とするのは、
決して過言ではありますまい。

通し狂言をきく『生写朝顔話』
勘定場 2021/06/03(Thu) 16:03 No.40

五月の代替

蛍狩:小松=道八,真葛ヶ原:伊達路=団二郎【通し狂言をきく1森】19700607
弓之助閑居:文字=叶太郎,明石船別れ:南部=松之輔勝之輔【通し狂言をきく2森】19700614
薬売:咲=勝平,浜松小屋:相生=重造【通し狂言をきく3】19700621
宿屋:越路=喜左衛門,大井川:南部=錦糸【通し狂言をきく4】19700628

無為無策後手後手脳天気正常性先入観
これにより劇場は閉鎖に追い込まれました。
一年前のことではなく今月もまた。
ゆえに、
浄瑠璃という清純透明な世界のため、
ここに『生写朝顔話』の半通し狂言をお耳に掛け、
オンラインリモート公演といたします。
勘定場 2021/05/01(Sat) 07:40 No.39

四月の懐古

新年度ゆえに旧き良き時代が一層輝きを増します。

万歳・海士・鷺娘:南部織の十九=弥七錦糸団二郎R19620719
千里竹虎狩:大隅=団六・楼門;春子=松之輔・紅流しから獅子ヶ城;津=寛治【文楽シリーズ4大西19640726TV】
巡礼歌:南部=錦糸[19660120R]
道中双六:小松小春=徳太郎清治・重の井子別れ;春子=吉兵衛【栄三19670723TV】

昭和四十年代までを徹底的に聴き込まねばなりません。
勘定場 2021/03/31(Wed) 22:21 No.38

三月の韜晦

麓とは頂上のこと。
自身を大きく飾り立てて前面に押し出す醜態とは真逆。
この太夫の人気曲が自然に耳にできるようでないと、
斯界の将来は闇の中でありましょう。

竹中砦:津=寛治+話綱650923NHKR
「文楽補完計画」《其ノ八「竹中砦」の面白さ》

http://www.ongyoku.com/hokan/hokan8.htm

勘定場 2021/02/28(Sun) 10:29 No.37

二月の境界

線でもあり面でもあり、
どちらに向かうかその差は歴然たるものがあります。

五条橋:山城綱=藤蔵19600102NHK
昨今劇場に響いている景事物との差。

淡路町:綱=弥七19630310NHK[録]
近松物を表現し尽くせるか否かの差。

御殿:土佐=藤蔵19620826NHKR
浄瑠璃義太夫節が人口に膾炙し愛されていた時代との差。

懐古ではなく温故知新。
この差も肝に銘じなければなりません。
勘定場 2021/02/02(Tue) 16:51 No.36

一月の清浄

清祥と記すためにも、
危機感をもって、
正常化しなければなりません。


佐太村:綱=弥七
この段切の足取りこそ、
平成の三十年間で忘れ去られていたもの。

新吉原揚屋:土佐=吉兵衛
宮城野のクドキが届いてこそ。
そのように節付けされているのです。

道行初音の旅:山城綱津松雛=寛治郎弥七清友新三郎友十郎寛弘
道行恋苧環:綱松南部=清六弥七錦糸
あらためて、
道行とはどういうものかを再確認いや再発見しなければなりません。

姫戻り:呂=団六―金殿:津=寛治【勘十郎栄三】
端場の重要性と魅力、
そして四段目切場の風ということ。
勘定場 2021/01/01(Fri) 13:06 No.35

拾弐月の日々更新

今月はともかくも、
国立劇場小劇場の公演が無事千秋楽を迎えられるよう、
日々思いを新たにしていかなければなりません。
油断も狎れも最悪の結果しか招かないのですから。
勘定場 2020/12/02(Wed) 19:22 No.34

拾壱月の悲喜交交

野崎村:山城=藤蔵
十種香:春子=勝太郎
九郎助住家:小松=叶太郎・十郎詮議;十九=燕三・実盛物語;相生=重造・綿繰馬;津=寛治
どれもこれもすばらしいの一言に尽きます。
それでも、
無理をさせる必要はなかったのに、とか、
病とは実に憎むべきものである、とか、
道を閉ざすことになると思い至らなかったのか、とか、
繰り言が口をついて出るのも事実です。
劇場の公演も、
再開(再会)万歳の喜びだけに包まれていればよいのですが・・・。
昔を今になすよしもがな。
勘定場 2020/11/01(Sun) 07:13 No.33

拾月の様子見

すべては小康状態にあります。
浄曲窟においても今月は「鳴りを潜める」ことにいたします。
この判断の正誤は、
早ければ翌月において明らかなものとなりましょう。
勘定場 2020/10/01(Thu) 19:26 No.32

玖月の三和会

廓噺:つばめ=喜左衛門勝平
尼ヶ崎:若=勝太郎

四分の三世紀前の過去を持ち出しているのではなく、
「いま・ここ」に三つの和が必要とされているということです。
思いはまず劇場公演へ巡らされるでしょうが、
現代日本の現状にこそ真っ先に当て嵌められるべきものでありましょう。
勘定場 2020/09/01(Tue) 04:54 No.31

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