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極月の極付

錣=新左衛門「古市油屋」
・お紺のクドキ…まずカカリから。以下典型的な節付を惚れ惚れと語り聞かせる。
・貢と喜助の詞…貢の「何の用じゃ」もよいが、とりわけ従者を特徴付ける奴詞を聞くべし。
・ノリ間…緩急の足取りとともにカワリも見事。岩次と北六の田舎訛は初めて聞いた。
・万野の詞…「古市油屋」と言えばここだが、嫌味より面白い人間味が前面に出て実にうまい。
勘定場 2020/01/12(Sun) 21:20 No.17

極月の極処

長局:山城綱=藤蔵弥七
将監閑居:住=勝太郎団二郎藤二郎

極まるということ。
素晴らしいのは当然でありますが、
やはり万感胸に迫るものがあります。
勘定場 2019/12/26(Thu) 09:57 No.16

霜月の再感動

鬼界ヶ島:越路=喜左衛門
熊谷陣屋:津=寛治・若=勝太郎

Web上に正しく反映されているか、
冒頭部を聞いていたが、
そのまま段切まで引き込まれてしまっていた。
げに恐ろしき芸力かな。
勘定場 2019/11/28(Thu) 23:24 No.15

霜月の力感

これぞ時代物。
しかも二段目切と東風。
それぞれの力感を、
西風三段目切のいわゆる力感と比較対照いただければ。
勘定場 2019/11/27(Wed) 18:30 No.14

神在月の鎮静祈願

大蛇退治:綱=弥七
 出雲国現出として。

河庄:綱=弥七
道行旅路の嫁入:南部小松伊達路松香小春=松之輔徳太郎団二郎清治勝之輔
山科閑居:越路=喜左衛門・津=寛治
 これにて八百万神の御心も安らかに泰ならん。
勘定場 2019/10/29(Tue) 19:33 No.13

菊月の清浄(正常)化

引窓:若タタキ
菊畑:綱咲織南部十九=弥七

祈願には特別の供物があって然るべく、
タタキの稽古は門外不出にして前代未聞、
菊畑は当季を言祝ぐとともに西風の清冽を以て。
勘定場 2019/09/29(Sun) 09:43 No.12

葉月の納得

口三味線:綱=弥七
花菱屋:織=錦糸・日向島:津=寛治

近松物+チャリは最大値。
花菱屋は立端場大将。
日向島の景清には潔さがなければならない。
昭和40〜50年代にはこれがすべてが納得できていたのである。
勘定場 2019/08/30(Fri) 18:31 No.11

文月の美声家

日高川:伊達伊達路=八造新三郎
一力茶屋:綱津春子=寛治弥七

洋の東西も過去現在未来も問わない高音の魅力。
声屋と貶されることもあるようだが、
付けてある節を辿れないようでは貶すにも値しない。
語りや「情」という語が音曲性の免罪符となるようでは、
浄瑠璃義太夫節もオシマイだろう。
勘定場 2019/08/06(Tue) 21:25 No.10

水無月の関連

めりやす集:綱=弥七他
ちゃり:吉永孝雄;宝引_綱=弥七;笑薬_津=寛治団六
これが劇場公演関連企画とはどういうことか。
演目という表面的なものではないことは明かで、
この半世紀以前の奏演が断絶と感じられないかどうか、
各々の耳で確認していただきたいのである。
勘定場 2019/07/06(Sat) 11:29 No.8

皐月の先取り

日高川:伊達伊達路=八造新三郎
景事とは如何なるものか。
一ヶ月これを聴き続ければ、
劇場の椅子へ腰掛けた時に判然とするであろう。

勘平切腹:つばめ=仙糸
忠六に名人無しとはよく言ったもの、
それ故にこそ時分の花に真実も咲き出づるやもしれぬ。
勘定場 2019/06/03(Mon) 23:06 No.5

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