肆月の聴桜
鮓屋:若=広若
道行初音の旅:土佐相生翁文字他=藤蔵重造徳太郎他
河連館:綱=弥七団二郎
肆月の花は耳で愛でる。
取って置きを蔵出しいたしました。
国立開場後の録画等は然るべきところが出すはずです。
なお、
道行の演奏者がトップページと異なっておりますが、
録音最後に流れるクレジットに違和感を抱いたため、
聞く耳をお持ちの方に検証を依頼し、
ご教示いただいたものに基づいております。
道行初音の旅:土佐相生翁文字他=藤蔵重造徳太郎他
河連館:綱=弥七団二郎
肆月の花は耳で愛でる。
取って置きを蔵出しいたしました。
国立開場後の録画等は然るべきところが出すはずです。
なお、
道行の演奏者がトップページと異なっておりますが、
録音最後に流れるクレジットに違和感を抱いたため、
聞く耳をお持ちの方に検証を依頼し、
ご教示いただいたものに基づいております。
参月の冬籠もり
竹中砦:津=寛治+話綱
人形は無くとも、
以下の補説を参照いただければ。
「文楽補完計画」《其ノ八「竹中砦」の面白さ》
四月には咲くやこの花と千本ならんことを祈念す。
人形は無くとも、
以下の補説を参照いただければ。
「文楽補完計画」《其ノ八「竹中砦」の面白さ》
四月には咲くやこの花と千本ならんことを祈念す。
弐月のご両人
錣=新左衛門「弁慶上使」
彦六系の素晴らしさ。ノリ間の絶佳は言わずもがな。
前半おわさのクドキ前の地…この魅力があってこそクドキで客席がワーワー言う。
後半信夫の最期からおわさの愁嘆…信夫の哀切が胸を打つからおわさで満場陶酔となる。
彦六系の素晴らしさ。ノリ間の絶佳は言わずもがな。
前半おわさのクドキ前の地…この魅力があってこそクドキで客席がワーワー言う。
後半信夫の最期からおわさの愁嘆…信夫の哀切が胸を打つからおわさで満場陶酔となる。
壱月の原点
野崎村:大隅松越名織の弘静=清八八造
四ツ橋文楽座
戦前黄金期がどのようなものであったか。
SPレコードではない劇場の実況録音から、
その雰囲気を含め味わいたいものである。
四ツ橋文楽座
戦前黄金期がどのようなものであったか。
SPレコードではない劇場の実況録音から、
その雰囲気を含め味わいたいものである。
極月の極付
錣=新左衛門「古市油屋」
・お紺のクドキ…まずカカリから。以下典型的な節付を惚れ惚れと語り聞かせる。
・貢と喜助の詞…貢の「何の用じゃ」もよいが、とりわけ従者を特徴付ける奴詞を聞くべし。
・ノリ間…緩急の足取りとともにカワリも見事。岩次と北六の田舎訛は初めて聞いた。
・万野の詞…「古市油屋」と言えばここだが、嫌味より面白い人間味が前面に出て実にうまい。
・お紺のクドキ…まずカカリから。以下典型的な節付を惚れ惚れと語り聞かせる。
・貢と喜助の詞…貢の「何の用じゃ」もよいが、とりわけ従者を特徴付ける奴詞を聞くべし。
・ノリ間…緩急の足取りとともにカワリも見事。岩次と北六の田舎訛は初めて聞いた。
・万野の詞…「古市油屋」と言えばここだが、嫌味より面白い人間味が前面に出て実にうまい。
極月の極処
長局:山城綱=藤蔵弥七
将監閑居:住=勝太郎団二郎藤二郎
極まるということ。
素晴らしいのは当然でありますが、
やはり万感胸に迫るものがあります。
将監閑居:住=勝太郎団二郎藤二郎
極まるということ。
素晴らしいのは当然でありますが、
やはり万感胸に迫るものがあります。
霜月の再感動
鬼界ヶ島:越路=喜左衛門
熊谷陣屋:津=寛治・若=勝太郎
Web上に正しく反映されているか、
冒頭部を聞いていたが、
そのまま段切まで引き込まれてしまっていた。
げに恐ろしき芸力かな。
熊谷陣屋:津=寛治・若=勝太郎
Web上に正しく反映されているか、
冒頭部を聞いていたが、
そのまま段切まで引き込まれてしまっていた。
げに恐ろしき芸力かな。
神在月の鎮静祈願
大蛇退治:綱=弥七
出雲国現出として。
河庄:綱=弥七
道行旅路の嫁入:南部小松伊達路松香小春=松之輔徳太郎団二郎清治勝之輔
山科閑居:越路=喜左衛門・津=寛治
これにて八百万神の御心も安らかに泰ならん。
出雲国現出として。
河庄:綱=弥七
道行旅路の嫁入:南部小松伊達路松香小春=松之輔徳太郎団二郎清治勝之輔
山科閑居:越路=喜左衛門・津=寛治
これにて八百万神の御心も安らかに泰ならん。