竹本 土佐玉

   
   
 
嬢の評判は今更事々しく記する迄もなく、其経歴は曩に黛山人本誌第六号の紙上に詳悉し嬢が得意中の呼物なる壺坂の芸評は七文字屋主人の筆に悉(つく)されて十七号に載せたり、其他「伝評十八番」に、寄書に、投書(とうかう)に屡々記載したれば重複を厭ひて是れが記を省きぬ
【義太夫雑誌23:16評判】