豊竹 照吉

   
   
 
嬢は浅草区に於ける斯道稽古所師匠として其門人を多く有する事他に其比を見ず、其門子弟を教ゆる懇切丁寧にして克(よ)く其業に尽す、嬢は素と豊竹駒太夫(副頭取)の門に出で今や却て師よりも盛ンなる稽古所となれり、今回本誌が稽古師投票募集の最高点として当撰せり
【義太夫雑誌57:13面影抄】