鶴澤 専糸

   
   
 
東京義太夫節組合役員中の古株にして別格の位置に据り、目下新吉原揚屋町に居を卜して、専ら後進輩、及び素人連中を導きて稽古教授に余念もあらず、丈が技芸の閲歴等は他日親しく聴き取りし上にて再び紹介する所あるべし、且つ丈は都下有名の好角家にして本場所相撲興行中は一日も観洩せし事なく所謂木戸御免の一人なりと、従て是か係る面白き談話なきにあらねど斯芸外に属するを以て茲に省きぬ
【義太夫雑誌49:14評判】
 
新吉原揚屋町二番地高橋小三郎事 鶴澤専糸