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 【 音曲初日山 】

(2010.02.07)
 
音曲初日山 35Mb

情(こゝろ)中(うち)に動(うご)き言(ことば)外カに形(あらハ)る是を号(なづけ)て歌(うた)といふ情(こゝろ)物(もの)に転(てん)じ言(ことハ)品(しな)を分つ是を号ケて浄瑠璃(しやうるり)といふ其曲調(きよくてう)開合(かいがう)の精(くハしき)ものハ竹本豊竹の二流にとゞまる此道を嗜(たしなま)んにハ第一に字読(じよミ)を覚へ文句の意(こゝろ)を弁(わきま)へ貴賎老若(きせんらうにやく)の位を定め序破急(ぢよはきう)をわけ拍子(ひやうし)を能(よく)とるべし古人も稽古(けいこ)を晴(はれ)とし公界(くがい)を常とせよといへり故に道行景事の品〃を選集(ゑりあつめ)稽古励(はげミ)の備(そなへ)となすのミ
 
目録
摂州渡辺橋供養道行雲井の玉ぼこ
仮名手本忠臣藏道行旅路の嫁入
東鑒御狩巻道行廓浮駕
義経千本桜道行初音の旅
悪源太平治合戦道行梅の涙笠
菅原伝授手習鑑道行詞の甘替
楠昔噺道行恋の花火
夏祭浪花鑑道行妹背走書
軍法富士見西行道行恋角文字
男作五雁金道行夢の通ひ路
ひらかな盛衰記宇治川先陣物語
敵討襤褸錦百夜かぞへ哥
芦屋道満大内鑑小袖物ぐるひ
和田合戦女舞鶴軍勢玉児桜
源家七代集今様女丹前
清和源氏十五段忠臣はた揃
後三年奥州軍記松しま八けい
摂津国長柄人柱あしかりの段
北条時頼記雪の段丸一だん
八百屋お七中の巻丸一だん
傾城反魂香あいの山のだん
祝言町家正月色里大黒舞
 
 
提供者:ね太郎