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【 『中座・道頓堀』裏表紙 レート白粉広告 (平尾賛平商店) 】

(2024.08.22)
(2024.09.02補訂)
提供者:ね太郎
 

3 15年11月4 15年12月5 2年1月6 2年2月7 2年3月
8 2年4月9 2年5月10 2年6月11 2年7月12 2年9月
13 2年10月14 2年11月15 2年12月16 3年1月18 3年3月
20 3年5月21 3年6月22 3年7月24 3年9月26 3年11月
27 3年12月28 4年1月31 4年4月32 4年5月33 4年6月
36 4年9月37 4年10月38 4年11月39 4年12月40 5年1月
41 5年2月42 5年3月43 5年4月44 5年5月45 5年6月

  
文楽座床本5年3月5年4月5年5月5年6月
 
 レート白粉の広告は45号までで、46号からクラブ白粉の広告となる。
 なお、文楽座床本裏表紙のレート白粉の広告は5年3月から6月の4ヶ月間のみ。
 3号の広告にあるレートデーについては『平尾賛平商店史』p536に、
  演劇宣伝 明治十四年三月、河竹歎阿弥作「天衣紛上野初花……河内山と直侍」を新富座に
  上場せる際、小町水の広告台詞を五代目菊五郎、岩井半四郎等の名優に舞台上より述べし
  めて喝采を博し、明治十八年二月千歳座上演の「水天宮利生深川」の良作妻おむらに扮せる
  秀調にゆたんぽの壼台詞言はしめ、明治三十九年名古屋音羽座を数ヶ月買切り乳白化粧
  水レートの愛用者無料観覧等古くより、演劇利用は当店が嚆矢なり。帝劇レートデーは
  明治四十四年三月回劇場開場以来継続し、大阪中座のレートデーを始めとして各地の劇
  場を利用せる実例頗多し。又京都の都踊り、大阪浪華踊、芦辺踊等の利用も古くより最近
  に続りたり。
   とあり、p549以下にレートデー各種として実例が挙げられている。
 
 帝国劇場絵本筋書裏表紙のレート白粉の広告(リンク) 時期不明(但し中央は大正15年6月) 時期不明