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浄瑠璃根本鑑 増補佐和利集
(2022.10.10)
提供者:ね太郎
『浄瑠璃根本鑑 増補佐和利集』 初編~三編 明治19年8月6日出版御届 明治26年7月1日訂正増補印刷 明治26年7月7日発行
校閲 豊沢松太郎 著作者 寺沢久萬七 発行兼印刷者 加島屋清助
明治19年8月25日出版発売の『浄瑠璃根本鑑 一名さわり集』を増補[下記目録一覧の※を追加]したもの
初編~三編の丁付は「天・地・人」となっている。
『浄瑠璃根本鑑 一名さわり集』 国会図書館デジタルライブラリー
初編 貳編 三編
架蔵
三編 国会本と異なり、表紙見返し上半部の文字がない。また、奥付に「明治19年9月20日製本換御届」とある
『浄瑠璃根本鑑 増補佐和利集』 四編~五編 明治36年8月20日印刷 明治36年8月27日発行
編集兼節付者 鶴沢勝右衞門 発行兼印刷者 加島屋清助
初編~五編の装丁が同一であることから、明治36年以降に初編~三編が四・五編と同時に再刷された可能性がある。
なお、表紙が無地の版、
目録が色刷の版(初編)がある
(図はネットより)
目録一覧 (初編~三編の※は「増補佐和利集」での増補分)
| 初編 | 貳編 | 三編 | 四編 | 五編 |
1 | 彦山 瓢簞棚※ | 盛衰記 逆櫓※ | 太功記 妙心寺※ | 壺阪霊験記 沢市内 | 中将姫 雪責 |
2 | 三かつ半七 酒屋 | おしゆん伝兵衞 堀川 | 千両幟 猪名川住家 | 累物語 埴生村 | 金比羅御利生 百度平住家 |
3 | 先代萩 政岡忠義 | 太功記 尼ヶ崎 | 玉藻前 道春館 | 梅川忠兵衞 封印切 | 日蓮記 勘作住家 |
4 | 双蝶々 橋本 | 加賀見山 又助住家 | おちよ半兵衞 新靭 | 恋女房 三吉子別 | おさん茂兵衞 大経師 |
5 | 一の谷 陣屋 | 恋飛脚 新口村 | 忠臣蔵 山科 | 先代萩 竹の間 | 布引滝 実盛物語 |
6 | 白石噺 揚や | 三代記 三浦別レ | 紙子仕立 大文字や | 同 同奥 | 四ッ谷怪談 伊右衞門住家 |
7 | 八陣守護城 正清本城 | 紙屋治兵衞 巨燵 | 岸姫松 三段目 | 伊賀越 岡崎 | 恋女房 沓掛村 |
8 | 新歌祭文 野崎村 | 彦山 六助住家 | おこま才三 白木屋 | 太功記 夕顔棚 | 加賀見山 鶴ヶ岡 |
9 | 朝顔日記 宿屋 | 伊勢物語 春日村 | 廿四孝 十種香 | 忠臣講釈 七ツ目 書置 | 躄仇討 餞別 |
10 | 恋の緋鹿子 八百屋 | 染模様 質屋 | 明がらす 揚屋 | 千本桜 道行 | ひらかな盛衰記 神崎 |
11 | 千本桜 すしや | 伊賀越 円覚寺 | 御所桜 三段目 | おなつ清十郎 堺湊町 | 忠臣蔵 道行 |
12 | おしゆん伝兵衞 稽古や | 三十三間堂 平太郎住家 | 夕きり 伊左衞門 吉田屋 | 矢口渡し 渡し場 | かしく 新屋敷 |
13 | 摂州辻合邦 合邦内 | 妹脊山 杉酒屋 | 妹脊山 掛合 | 阿漕ヶ浦 平治住家 | 佐倉曙 惣五郎宿内 |
14 | 伊賀越 沼津関 | おそめ久松 野崎村 | おこま才三 鈴ヶ森 | 金比羅利生記 志渡寺 | 娘景清 花菱屋 |
15 | 妹脊山 竹ニ雀 | 迎イ籠 由兵衞住家 | 安達原 祭文 | 伊勢音頭 油屋 | 義士伝 鎌腹 |
16 | 信仰記 上煖屋 | 兜軍記 三曲 | おはん長右衞門 帯屋 | 時雨傘 岩井風呂 | 新累物語 土橋 |
17 | 紙屋治兵衞 新茶や | 忠臣蔵 茶や場 | 日吉丸 三段目 | 二十四孝 勘助住家 | 菅原 佐太村 |
18 | 忠臣蔵 本藏下やしき | 阿波鳴戸 十郎兵衞住家 | 三十三間堂 音頭 | お千代半兵衞 八百屋 | 義士忠臣伝 お軽注進 |
19 | 壇の浦 兜軍記三の口 | 嫗山姥 廓噺し | 同 奥おんど | 忠臣義士伝 赤垣出立 | 蝶花形 小阪部館 |
20 | 桂川 道行 | 菅原 松王やしき | 嫗山姥 段切 | 伊賀越 重兵衞切腹 | 腰越状 泉三郎館 |
21 | 賢女鑑 片岡忠義※ | 妹脊山 道行 | おつま 八郎兵衞 鰻谷 | 亀山噺 遠州屋 | |
22 | | 太功記 杉の森 | 忠臣蔵 二度目清書※ | | |